2011年4月19日火曜日

マニアのワイン会、引っ越しました。

機能向上の為、
下記URLに引っ越しを致しました。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。


2011年4月3日日曜日

4月29日(金・祝)開催、空前のアニョー ド レ会!

年一回のお楽しみ!

世界最高峰の仔羊を産する「ひま研牧場」の超希少!!!

”アニョー ド レ(乳飲み仔羊)ワイン会”

洞爺湖サミットの晩餐会のメイン素材として

世界中から脚光を浴び、幻の食材として名を馳せ、

本年2月13日(日)のゴールデン枠の

2時間スペシャル番組で牧場の一年を紹介され、

今や、名実ともに世界最高峰の仔羊として

認知された、「ひま研牧場」の仔羊。


その中でも最も希少で年一回、4月中旬~下旬の

2週間のみの出荷という、超希少素材が、

”アニョー ド レ(乳飲み仔羊)”なのです。

癖など微塵もない、柔らかい口どけの良い、

超極上肉です。


当日のお料理は・・・

*オードヴル

常呂産!雲丹パイ包

湯田さんちのホワイトアスパラ 溶かし発酵バター

常呂産!贅沢毛蟹コロッケ


*北海道・白糠「ひま研牧場産」

アニョー ド レ(乳飲み仔羊)料理3点

1.カルパッチョ

2.軽い煮込み 春野菜添え

3.炙り焼き 瞬間スモーク仕立て


*フランス農家製チーズ


*お食事


*デザート


如何ですか?

美味しそうでしょ^^


さて、これに合わせるワイン達ですが・・・

冒頭の画像をご覧ください。


画像左から、

Pol Roger Brut Reserve 6000ml

25名様超えからのご提供となります。

現況後、6名様のご参加でご提供となります。


Pol Rpger Brut Reserve 3000ml

~24名様の場合のご提供となります。


大きいシャンパーニュ、ホント!美味しいですね^^


Meursault Clos de la Barre'98Domaine des Comtes Lafon

ラフォン家の庭に広がる名畑です。

前座には充分すぎるワインですね^^


Corton Charlemagne'92Domaine Michel Juillot

このミッシェル ジュイヨという造り手は、

コート シャロネーズ地区のメルキュレ村一の

造り手として有名で、1404年よりのドメーヌです。

現当主の祖父は、接ぎ木屋としても一流で、

19世紀末のフィロキセラ禍の際、

引っ張りだこだったそうです。

ペルナン ヴェルジュレス村にコルトン シャルルマーニュの

畑を少し所有し、その確かな造りから、

殆どをフランスの著名レストランで消費され、

幻のワインとして有名です。

まして、白の当たり年、1992年物です!

ご期待ください!


Meursault 1er Cru Les Charmes'85Domaine Joseph Matrot

ムルソーの匠、マトロ家のお爺ちゃん名の銘酒です。

1985年の白は、正に”フィネス”のワイン。

響き渡るような、琴の音にも似た、繊細な響きと

アニョー ド レのマリアージュをお楽しみください。


Echezeaux'96Domaine Jacques Cacheux

ヴォーヌ ロマネの職人!ジャック カシュー作の逸品です!

1934年と1952年という大変古木の樹からの

深遠な作品です。

旨味がたっぷり乗り、唾液を促す酸が顕著で、

正に美味しい料理と楽しむワインです。

アニョー ド レ 炙り焼き 瞬間スモーク仕立てと

存分にお楽しみくださいませ。


素晴らしく、感動的な流れを用意させて頂きました。

迷ってる貴方!大いなる感動は、その先にあります^^

2011年4月1日金曜日

極上ワイン会 Comtes Lafon会

30Mars,11.

極上ワイン会 "Comtes Lafon古酒会"


今回のテーマは、”ムルソーの巨匠、ラフォン古酒探究”


このワインの出処ですが、ロンドンの有名な

弁護士でショージャンパー(障害競馬選手)という異色の

肩書きを持つワインコレクター、故Douglas Bunn氏の

カーヴからの逸品です。

本日のラインナップ・・・

Krug'95

Meursault Clos de la Barre'86Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Cru Goutte d'Or'86Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Les Perrieres'86Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Cru Les Charmes'85Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Cru Les Perrieres'85Domaine des Comtes Lafon

ロンドンの冷たいジメジメしたカーヴの為、

ラベルはボロボロです。 メインのこちらは、奇跡的に整ったラベル Krug'95 迸るような鮮烈なパワー
Clos de la Barre86年

きれいな飴色、ゆっくりと落ちる脚。

顕著なミネラルカラメル、唾液を促す酸余韻は程ほどながら、たっぷりした充実感


Goutte d'Or'86

正に”黄金の滴”、煌めく黄金の中にグリーンも見て取れる。

こちらはカラメル香はなく、ミネラルが支配的

一般的なグットドールの判り易さとは違う感じ。たっぷり旨いが、やや気難しい。


Perrieres'86

ギリギリと引き絞ったミネラル風味。

ネットリした脚。溢れ出る石の蜜。

舌先が石の蜜で震える。正に”グラ”のワイン。


Charmes'86

グラスに張り付く黄金の襞(ひだ)

和三盆糖の芳香、優しいカラメル。

オードリー ヘップバーンの美しさ!

フィネスのワイン


Perrieres'85

86年ペリエールよりテリが凄い!

織りなす金塊の襞

神経質そうなミネラル風味に隠れる、ラベンダーの蜜ヴィンテージ通りの究極のフィネスのワイン

インカの目覚めのトリュフマッシュ シュー詰

高坂鶏のスモーク・函館産桜鱒マリネ
春の貝尽くし クリームソース
イベリコ豚デ ベジョータ 後脚 24か月熟成 生ハム


ひま研”仔羊”ロース 炙り焼き
佐藤養悦本舗”和パスタ”



本日ご参加の7名様の5名様がペリエール85年をお好みで、

残り二名様が、ペリエール86年、グットドール86年を

お好みと答えられました。


実は、20年前・・・

ブルゴーニュ白、85年、86年、

いずれが優れているか?という論争が繰り広げられました。

この時、評論家は86年を押し、

ルフレーヴ、ラフォンをはじめとする

超一流生産者は85年を押し、

「時が来れば判る!」

と言ったそうです^^


そういう意味でも今回の会は大変興味深かった訳です。


20数年が経った今、一般論では86年の方が遥かに

優れているのは明白です。

と、言うことはパーカーさんはじめ、評論家チームの勝ち!

となります。


しかし・・・

今回の85&86のペリエール ラフォンでは、

明らかに85年に軍配が上がり。

toratanuが7年前に行った、ルフレーヴのシュヴァリエ ヴァーティカルでは、

85年~89年,圧倒的に85年が優れていました。

生産者チームの答えも間違いではなかったわけです。


勿論、「フィネスの85年」vs「グラの86年」

お好みも左右しますね^^


toratanuの一般的なブル白ヴィンテージ評価は以下です。

87<88<85<86<89

(一流生産者は今正に飲み頃です)


ご参加頂きました皆様、有難うございました。